気がつくと私は職員室のど真ん中で土下座していた。

ダンス部顧問に土下座を強要されたのだ。

運が悪すぎる。

なぜ貴様の席は職員室の中央にあるのか。

その時の私はまるで豚のようだった。

その豚を心配そうに見下ろす元カノ

その豚を蔑むように見下す顧問

そして元カノも高校生活史上
最強の羞恥プレイを受けた。

その日の部活で部員全員の前で

「私はちせoくんと駅でキスをしました」

と言うハメになったのだ。

私は帰宅し、思った。

別れよう。

部活が終わる時間を見計らい
私は元カノにメールをしていた。

「今日のことほんとにごめんね。
許してとか言わないよ。別れよう。」

新着メール１件

「なんで？私もいけなかった。
だから別れようとか言わないで！」

その迫力にやられたちせoは
何も言い返せず交際は続いた。

そして何ヶ月か経った頃
ちせoは冷静に思った。

「やっぱ好きじゃねえわｗｗｗ」

そして最近ダンス部が忙しく
なかなか会えないからということを
理由に別れようとした。

今考えるとかなりせこい。

新着メール１件

「なかなか会えずにほんとにごめんね(´・ω・｀)わたしも会いたいよ・・・。
今度の土曜日ディズニー行こうって誘おうと思ってたんだ。だから別れないで！」

的なことを言われ結局別れられず仕舞い。

でも、

転機は急に訪れたんだ。

続編に続く。(地獄の修行所すぐ死にます助けてください)

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