信じられないことが起きたんだ。
 そうそれは放課後のことだった。

ちせoがトイレから出るとそこには
懐かしの元カノが立っていたんだ。



そして時は遡る… それはちせoが高校１年の時のこと。



新着メール１件

元カノ:ちせoくんは好きな人いる？



私はこの時点でフラグが完全に立ったことを察した。
その前の彼女と別れて１ヶ月も経っていない私は若干落ち込んでいたこともあり、
好きではないがそのフラグを物にしたくてつい調子こいてしまった。



ちせo:俺もいるよ！



相手も同じくフラグが立ったと思ったに違いない。

元カノ:あたしの好きな人｢あ行｣なんだけど、
良かったらちせoくんの好きな子の苗字も何行か教えてよ！

ちせo:俺も｢ア行かなー(笑)｣(元カノのイニシャルはS.A)



その後、あたかもリア充のように
教えてよー教えてよーをお互いに繰り返し
ついに向こうが切り出してきたんだ。



あたしが好きなのはちせoくんだよ！



ちせo:俺もＳちゃんが好き！



完全にバカをこいたちせoであった。

それから交際が始まったが終わりは刻一刻と近づいているのだった。



ちせoはなぜか知らないが朝の電車のホームでＳちゃんにキスをしてしまったのだ。

私もあまりその時のことを覚えていない。
実際クソ覚えてる。 まあ簡単に言うと若かった。

が、キスして終了の問題ではなかったのだ。

Ｓちゃんの所属しているダンス部の顧問にその瞬間を見られてしまったのだ。

私は彼女のダンス部での立場も考え直接顧問のところに謝罪しに行った。

が、ダンス部顧問は容赦なく私の顔面に出席簿でパチーンした。



そしてちせoは高校生活最大の羞恥プレイを強要されることになるのだがそれはまた次回のお楽しみ。



ちせo(120Lv行きました褒めてください)



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